中央大学法科大学院入試感想

一日目択一。
過去問ざっと見ただけで解いておらず、しかも時間も当日になるまで知らなかったという酷い状態で臨む。試験に間に合うかどうかぎりぎりまで寝ていたので、頭が働かない。てか体調も悪く鼻水が止まらない。こうなんていうか生活習慣に関しては人間の中でもトップクラスでくずなのは間違いなし。

とりあえずどう考えても時間が余るという話。六法+行政法を公法・刑事と民事の二つに分け、120分、90分という試験時間になっているが、急死のペースに慣れていたら絶対時間が余る。一科目十問、つまり40問、30問ずつとなっているのだが、一問にかけられる時間は急死と一緒でありながら、一問一問が休止と違って構成が単純なので、下手したら時間が半分余ってお昼寝する羽目になる。
難易度は急死の択一に比べれば低い。しかし個人的に択一は苦手なので解けない。手形法が出てて、「権利濫用の法理って…」とか考えてた時点でどうしようもない。
あとはいくつかの科目で出題される「正解を全てマークせよ」が曲者。

二日目論文。
過去問は二年分解いていたので傾向や難易度は分かっていた。そして僕は論文を解くこと自体は好きなので、割とるんるんで臨む。
と言いつつ、睡眠時間は六時間を切っており、体調はとてもいいとはいえない状態だった。現に一科目目開始後、腹が痛くなってトイレに直行w
論文は各法につき大問一問ずつで、各科目二問ということになる。一科目二時間だから、使える時間は急死と一緒。

一科目目は憲法&刑法。六法参照不可。
とりあえず六法がない状態で解くというのをやったことがなく、むしろ日頃は六法を見て解けるないし考えられるようにというのを意識しながら勉強していたので、そういう意味ではストレスだった。なお、六法参照不可ということなので、基本的に憲法は人権、刑法は総論しか出ない。それなのになぜか試験開始前に放火系の勉強をしていた自分何がしたかったんだw
難易度はおそらく平年並み。憲法は少し書きにくかったかもしれない。
試験の特徴を補足しておくと、憲法については、必要な条文が例年書いてある。今年はなかったけど。
刑法については、答案用紙の片面30行だけで書けという制約があるので、急死の答案でいうと二ページ分くらいで書かないとならない。したがって、論点についてあんまり突っ込んだことはかけないことになる。むしろ、論ずべきところを落とさないような注意が必要かと。

二科目目は民法&商法つか例年会社法
ここで六法配布。体調が悪かったので、六法をもらうためだけに受験にいこうと思っていたが、この六法大変使いにくいので、このまま廃棄となりそうな予感w980円らしいですw
それはともかく、民法はまさかの瑕疵担保責任で、もう僕は契約責任説あぼーんなものですから、問題見て卒倒した訳ですwとはいえ頑張って書きはしましたが、正直小問の二問目が自信ない。てか恐くて確認していないつか何書けばいいかわかんなかったというのが実際w時効?
ということでそこで一時間二十分使い、会社法を四十分でやらなきゃいけない羽目にw何とか殴り書きで書き終えましたがw
難易度は会社法は下がりましたかね。民法は平年どおりだと思います。

その他
会場は後楽園キャンパスでしたが、冷房が効いて寒かったりしますので、ジャケットくらい用意していくと吉。試験監督は親切ですが、受験ルールに関しては厳しいです。また、論文の答案はペンまたはシャープペンシル、或いは鉛筆で書きます。鉛筆削りは机の上において置けませんので、ペンかシャーペンが良いかと思います。自分はよく書き間違いをするのでシャーペンで書きました。