近況

リアルが充実している今日この頃です。最近主にやっていることを。

・旅行
七月は京都に二回行くという無茶なことをしていました。二回目は、二条城、鹿苑寺竜安寺仁和寺に行きましたけど、二条城が城巡りが趣味になってから行くと全然違うものに見えて何ともまあ。前日夜11時まで所用で、次の日午後3時に京都を離れるというめちゃめちゃハードな旅行でしたが楽しかったです。
八月も、下旬に酪農お手伝いという旅行?があり、それ以外にも、時間があれば帰省途中で18切符にてぶらり途中下車の旅をしようと思っています。

・読書
まさに乱読。積ん読を消化しています。一か月で15冊くらいでしょうか。最近読んだ本で面白かったのは、「憚りながら」「日本は世界5位の農業大国」「官僚の責任」「北条氏康と東国の戦国世界」あたりでしょうか。そのうちレビューを書きます。しかしこの間も丸善で一万円超えの買い物をしてしまいました。金使い荒すぎ…

・映画
先月は結局15本ほど。これも適当ですが、黒沢明が凄い人というのはよくわかりました。七人の侍は衝撃的でした。色んな見方はあるでしょうが、僕は農民の描き方というのに凄く感銘を受けましたね。時代考証はちょっとえってところもありましたが(戦国時代に武装解除された「農民」階級がいたのかという疑問とか)、今の大河に比べれば全然おk。そして何より、結構シリアスな話なのに、エンターテインメントとしても凄く質が高い。ああいう映画をもっと見てれば、映画好きになっていたかもしれません。

・語学
中国語単語放置気味。代わりに、BBC百度のニュースをだらだらチェックしています。とりあえず、百度のニュースサイトが日本のどの大手ポータルサイトよりも充実してて笑った。違う国のニュースサイトや報道を見るのは、他国の関心や、日本のマスコミで取り上げられないニュースを知ることができるのでとても有用です。BBCでも百度でもリビアが話題になってるのに、日本では取り上げられないのはやっぱり地理的な問題なのだろうか…とりあえず中国は今鉄道ネタですけど、温家宝の遺族とのやりとりの音声聞いてて、やっぱ世界のリーダーってのは話し方を心得ているなあと思わされました。
温家宝と遺族のやり取りなど:http://news.ifeng.com/mainland/special/wzdongchetuogui/content-3/detail_2011_07/29/8043650_0.shtml

・議員インターン
週1ですけど、某議員のお手伝いをしています。今まで見たことなかった世界なので、とても楽しいです。仕事はいきなり振られるのでちょwwってこともありますけどwとりあえず朝からというのがしんどいんですが、議員会館の居心地は素晴らしいのでいいですね。
議員が福島選出ということもあって、主に震災関連の立法案作りとかをやっています。個人的には震災孤児・遺児のケアとういのが最も関心のある課題ですが、最近では被災地についての報道も減ってきているので、やはり積極的にアピールしていきたいところです。

・我妻民法を読む会(仮)
我妻民法をおもしろおかしく読む会(だと僕は認識しています)。なんか参加者のクオリティの高さと意表を突かれる突っ込み(ロー生以外の参加者が多いので、関心のポイントが違うことが多い)にいつもたじたじですが、末席を汚させていただいております。今のところ最大の感想は、法学理論は当たり前だけど当時の思想に強い影響を受けるということと、それでもなお残っている汎用性の高い理論ってすげーなってことでしょうか。もう今まで二回ほど「やっぱ高度経済成長期かつ冷戦期に書かれたって感じするよねー」なんていう全然法律的でない感想を漏らしている僕がいます。

・進路と就活の話
僕は最初っから任官(裁判官、検察官になることをこの業界では任官って言います)を考えていなかったので、弁護士一本やりで、七月いっぱいまで就活を続けていたんですが、おかげさまで昨日第一志望の事務所に内定を頂き、先ほど受諾する旨のメールをお送りしました。

正直、最初この事務所には全然興味がなかったんですが、某後輩に「中国が強いらしい」という情報をもらったことから、たいして考えもせずに説明会に参加したら、なんか先生方が今まで見てきた事務所とはちょっと違った雰囲気なのでおよよと思っていたところ、アソの先生とのお食事会で、なんかもう一度会いたい方ばっかだなあと思い始めて気付いたら第一志望になっていたというところです。ほんと世の中ひょんなことからって感じですね。とりあえず、内定いただいた昨日がたまたま母親の誕生日だったので、若干の親孝行にもなって何よりでした。

もちろん、九月の発表次第で内定取消がありえるんですけど、今までにないくらい合格を望んでいる自分がいて少々驚いています。ロー在学中は弁護士になるべきか凄く悩んでいて、おかげさまで夏のインターンも行かず、成績もほんとに(笑)な感じでしたが、この事務所については、ここで仕事したいなと自然に思えて、気付いたらガチになっていた自分がいました。そこそこ多くの事務所の説明会に行きましたが、雰囲気的にここがいいなあというのは僕のストライクゾーンが狭いからかそう多くなかったですし、ES出した事務所の八割が書類切りだったり、書類提出後や面接後のサイレントお祈りされまくったりもしましたので、唯一のカードとなっていたこの事務所に対する思い入れが強いということもあるのではないかという疑心はありますが、とりあえず今は自分の選択は間違っていないと確信しています。 嬉しくて涙が出たのは大学の合格発表以来ですので。

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